読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リハドクターKのたわごと

医学医療への雑感を書き記します

禁煙外来、ダイエット外来に思う

今、市中の病院、診療所などで禁煙外来、ダイエット外来などが流行っているとのこと。 正直、それで禁煙できる人やダイエットできる人が多くなるか?といえばそんなことはないと思います。 成功率は良くて1割、ほとんどがドロップアウトだと思います。 まず…

医者の役割分担に関しての考察

私には二人の息子がいますが、顔は似ていますが性格は全く違うし、勉強や運動に関しての考え方は全く異なります。 長男はとにかくのんびりとして楽観主義。小さなことはあまり気にしません。学校の勉強はできませんが、『ある分野』に関しては、ものすごい能…

自己管理能力欠如について

まだ40代前半なのに高血圧症、糖尿病、脂質異常症にかかり、挙げ句の果てに脳出血を来した患者。幸い麻痺は軽かったので歩行はできるのですが、基礎疾患がこれだけあるにも関わらず、入院中は隠れて甘いものばかりたべていて、注意するとふてくされる。 もう…

平均寿命記録更新に思うこと

最近の調査で日本人の平均寿命がさらに記録更新したとのこと。 男性の平均寿命が80.75歳、女性の平均寿命が86.99歳とのこと。 私はいくつかの病院で働いていて、その中でいわゆる『療養病棟』と呼ばれるところでも患者さんを診ています。何年間も意識がなく…

高齢者、障害者、認知症の方の自動車運転を考える

最近、高齢者、障害者、認知症の方の車の運転による事故のニュースが頻繁に報道されています。 高齢者、障害者、認知症の患者さんに毎日接している立場として否応なく、この問題は避けて通れない。 私が住む群馬県は全国一の車王国。一家に一台ではなく、一…

長時間労働是正に思う〜医者の立場から〜

今は長時間労働=悪という風潮になっています。 電通の過労死問題がさらにそれを後押しして、その風潮はさらに強くなりました。そしてプレミアムフライデーなるものができました。 長時間労働は確かに褒められるべきものではありません。当然ながら就業時間…

後医は良医?

私は自分が医者として『絶対にしない』と決めていることが一つあります。 私は現在、急性期病院での治療を終え、リハビリテーション目的で紹介されてくる患者さんを診ていますが、その急性期で治療された先生の治療を絶対に批判して、患者さんの前では言わな…

薬物使用した麻酔科医師逮捕に関して

先日、フェンタニル(麻薬)を手術中に不正使用していた麻酔科医が逮捕されました。ニュースによると過去20回くらいフェンタニルを自分で自分に打っていたようです。 この麻酔科医が住んでいるところは群馬県太田市。私の実家のある市です。田舎なので彼に関…

『自分を平気で盛る』医者

気持ち悪いくらい正義感にあふれている医者 自分はすごく人気者だと強調している医者 やたらフェミっている医者 SNSが発達してきてから増えてきているなぁ、と思います。 患者さんの笑顔を大切にしたい、とか言っているくせに看護師からあの患者さんの診察を…

『リハビリ目的の入院』?

『あとはリハビリ次第です。』と言われて急性期病院から紹介される患者さんは多い、という話を以前書きましたが、治療上で患者さんやその家族とこじれて、めんどくさくなってリハビリテーション病院に紹介されてくる方も決して珍しくはありません。 その際に…

『連携』という言葉にひそむ危うさ

最近では『地域連携』とか『他職種連携』という言葉にがキーワードとなり、あたかもみんなでつながっていないといけないような雰囲気になっています。 でも私はこの押し付けがましい『連携』ってあまり好きではありません。なんだかその裏に薄汚れた欲望みた…

『お任せします』

患者さんやその家族に病状の説明し、治療のメリットとデメリットをお話しした後に、患者さんやその家族にどういった選択をしますか?と尋ねると、 『よくわからないので、先生にお任せします。』 という答えが多いです。 『わからないことがあったら何でも言…

へっぽこリハドクターKを支える言葉

『医者の相手は病気という理屈ではなく、患者という人間だ。』 この言葉を噛みしめることで今の自分が存在しているような気がします。

私が医者になろうとした理由 パート3

●県についた頃、熱は37.9度くらいまで下がっていた。少し体も楽にはなっていた。だけど頭はぼ~としていた。 ホテルに入り、近くのレストランで食事を済ませた後、速攻で寝た。勉強なんぞしてる余裕すらなかった。 次の日、、 朝6時に起きた。熱は37.1度まで…

私が医者になろうとした理由 パート2

私の『医者になろう計画』は無謀こそあれ、不可能ではないかも?という漠然たる思いがあった。 とにかく受験まで7カ月しかないわけで、どうしたらいいか? ひたすら反復学習をすることだと考えた。 リハビリテーションにも言えることだが、リハビリで効果を…

私が医者になろうとした理由 パート1

私の生まれ故郷は群馬県太田市。太田市と聞いてピンと来るのは、よほど車が好きか、風俗が好きな方くらいしかいないのではないだろうか。 群馬県太田市は私が高校生のころは北関東市の風俗街を持つ地であり、そしてレガシーやフォレスターで有名な『SUBARU』…

日本のリハビリテーション病棟の現実

今、日本ではリハビリテーションを入院で行う場合、『回復期リハビリテーション病棟』というところに入院するのがメジャーである。 脳卒中や下肢メインの骨折、肺炎や手術などにて筋力低下が著明な方が入院対象になります。 日本には数万床の回復期リハビリ…

学会に頻繁に参加する医者ってどう思う?

学会に頻繁に参加する医者ってどう思う? って一般の方に聞くと、 『勉強熱心な先生ですね。』とか 『最新の内容を取り入れる立派な人』とか そんな答えが返ってくるでしょう。 個人で開業している先生方がたくさんの学会に出られることは、自分の数少ない休…

いいリハビリテーション病院って?

最近までたくさんのリハビリテーション目的の患者さんを紹介してくれた病院からぱったりと患者さんの紹介がとまった。 『先生の病院は丁寧にリハビリテーションをしてくれて、患者さんの満足度も高いし、我々もご紹介したい病院なのですが、転院するまでの待…

リハビリテーション専門医

リハビリテーションを専門とする医者がまず目標とするものは『リハビリテーション専門医』という資格。 私も所持はしているが、特に自分に対してのメリットはない。 メリットと言えるかどうかは知らないが、今後若い医者が仮にリハビリテーションを勉強した…

せいたいや

世の中では自費整体サロンやらマッサージ屋さんが増えています。疲れている人が多いので、そのような需要が増えているのかもしれません。 中には理学療法士の資格を持っているのに、その資格を隠して整体屋をやっている人もいます。病院に勤めているよりも自…

セクハラ患者は罪にならないのか?

入院している患者さん。まともな方もいる一方、まともじゃない方も実際多いものです。そのまともじゃない中の筆頭にあげられるのが女性看護師に対するセクハラでしょう。 いつ何時も誰かしらセクハラ的な言動をしてくる人がいます。看護師のお尻を触ったり、…

私がリハ医になった理由

私の医者としてのキャリアは整形外科医として始まった。 最初の3年間はとにかく仕事を覚えることに没頭した。ほとんどが雑用だったが、雑用することが仕事を覚える第一歩だと割り切っていた。最近の若い医者は雑用をしたがらない。雑用を通していろんな業種…

『いつまで預かってもらえますか?』

入院したての患者さんの家族からこのセリフを言われると、怒りとやるせなさでとたんにやる気を失う。 『いつまで預かってもらえますか?』 = 『私たちはこのひとをみたくないのでなるべく長い時間ここにおいてください』 なのである。 一方、『どんな形であ…

『あとはリハビリ次第です。』

急性期の病院から転院してくる患者さんはこう言われてリハビリテーション専門病院にやってくる。 どう考えても今後歩けそうもない患者さんに『リハビリをすれば歩けるようになりますよ。』と無責任に言われてリハビリ病院に来る患者さんもいる。 『あとはリ…

男性医師の容姿における傾向

昨年の終わり頃、某所である研修会に参加しました。結婚式もできるような広い部屋。 研修会には数えてみて200人以上の医者が集まっていました。ほとんど男性。見た目に20代の医者が多かったかな。 不真面目な私は研修そっちのけでふと周りを見回してみて、男…

リハビリテーション医ってなに? パート2

さて前回の続き。 リハビリテーション医の三流と一流の違い。 三流のリハビリテーション医は理学療法士や作業療法士に丸投げで訓練士に患者さんのゴール設定やリハビリテーションプランを立ててもらう人。 二流のリハビリテーション医は理学療法士や作業療法…

リハビリテーション医ってなに? パート1

誰かさん:『先生のご専門はなんですか?』 わたくし:『リハビリテーションですよ。』 誰かさん:『じゃあ、患者さんをモミモミしたり電気をかけたりするんですか?』 わたくし:『そういうことをするわけではないんですけど。』 誰かさん:『それじゃあ、…