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リハドクターKのたわごと

医学医療への雑感を書き記します

猫の手(^ω^)

今日、所用で実家に行ってきました(^^)

 

実家には3歳になる猫のみーちゃんがいて、観察することが習慣になっています。

 

今日はみーちゃんはよく寝ていました。

 

みーちゃんの手を見ながらふと昔のことを思い出しました。

 

医者になって1年目。

昔も今と変わらず鈍臭い医者でした。仕事も不器用でいつも失敗ばかりでした。

 

手術の時など先輩の先生の助手をするのが研修医の仕事なのですが、私はことさらよく怒られていました。

 

『ったく、しょうがねーなー。全くおめーは役にたたねぇな。これじゃあ、猫の手の方がましだ!』

 

とまで言われていました。その言葉が印象的すぎて、猫をみるとふと昔のことを思い出します。

 

そして今、なんとか立ち回りができるレベルになっているのは怒ってくれた先生方のおかげかな、と思っています。

 

 

iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も医者としての最初のキャリアは整形外科医でした。とても不器用で『じゃまなか』と呼ばれていたそうです。その屈辱の中で自分の道を見つけ、今では世界的な権威になっています。

 

怒るほうは覚えていませんが、怒られる方は強烈に覚えています。それをどう生かすが仕事上とても重要な気がします。

 

今の研修医、あまりに怒りすぎると親が出てきてクレームをつけにくる人もいるとか。それじゃ、本当に先輩の先生が研修医を育てようとしないですし、その研修医も荒波をくぐれず、将来的に苦労することでしょう。

 

今も私は猫の手以下かもしれませんが、猫のあしなりに地にあしをつけていきたいと思っています。

 

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