『リハビリテーション』とは?④
『リハビリテーション』ってやってもらうものなのでしょうか?
よく病院とかで、患者と看護師の間でこんな会話が繰り広げられます。
患者 『看護師さん、車椅子でトイレまで連れてって下さい。』
看護師 『○○さんはもう歩いてトイレに行けるでしょ。一緒についていくから歩いて行きましょう。これも自宅に帰って一人でするための訓練ですよ。』
患者 『えぇ、入院している時くらいいいじゃないか。こっちは金を払ってるんだ。それくらいサービスしろよ。』
看護師 『、、、、、』
自分でできることをやってもらおうとする輩って結構多かったりします。それに看護師を召使いだと思っている輩も多かったりします。
調子が明らかに悪い時には手伝ったりすることもありますが、調子が良い時でも『できることを自らしない』方って結構多かったりします。
患者側には『やってもらって当然』『やってもらわないとクレーム入れるよ。』的な方が結構多かったりします。
一方、医療側でも、『頼まれたらやってしまう』と言う方も実際に多かったりします。
『過依存』と『過保護』の関係
まずこの関係から逃れないといけませんね。なんのために『訓練』をしているのか?
家に帰るため
好きなことをするため
自分の身の回りのことをなるべく自分でするため
でしょう。
自分で自分を律するようにすること、それが『リハビリテーション』のような気がします。
過度の『やってもらうこと』『やってあげること』はリハビリテーションの阻害因子にすぎないと思うのです。
もうスイカの季節が来ているんですね。
先日いただいた熊本産スイカ。
甘くて美味しかったです。