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リハドクターKのたわごと

医学医療への雑感を書き記します

『リハビリテーション』とは?⑤

リハビリテーション』を行う上で、やはり『リハビリテーション』の専門の医者は必要と思います。

 

自分自身が『リハビリテーション医』なので、それを否定してしまうと、元も子もないのですが。

 

リハビリテーション医にとって何が一番必要なのか?とある先生に質問した時にこう答えてくれました。

 

リハビリテーション医の生命線は「予後予測」だよ。』

 

こう答えてくれたのは、元横浜市総合リハビリテーションセンターセンター長の伊藤利之先生でした。

 

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前にも書いたように、病気や怪我を来したのちに、『元どおりになる』方もいれば、何かしら『後遺障害』を残す方もいます。

 

 

どれだけ『後遺障害』を残しそうか?

 

どれだけ『訓練』すれば、どこまで改善しそうか?

 

『後遺障害』を残した時にどのような生活をおくれそうか?どんな社会制度を使えばよりよい生活を送れそうか?

 

本人の希望に近いことがどのようにすれば達成できそうか?

 

などを考えていきます。

 

ある意味、『あなたは頑張っても元のようにはなりません。』と冷徹に宣告しなければいけません。

 

でもどこかで『闘病』との決別をして、『病気や障害との共存』をして新たな生活をしていって欲しいと思うのです。

 

『治りたい、治りたい。』とずっとずっと『訓練』にこだわる方もいます。このような方を非難するつもりはありませんが、ずっと『自分と戦う』より、『自分を受け入れて』楽しみを見つけながら生活したほうがいいような気がします。人生は短いですから。

 

『自分を受け入れる』ことは難しいと思いますが、そのお手伝いをしていくのが、『リハビリテーション医』の役目なのかもしれません。